平田のblog

脳内。

日常の話

仕事終わりに

友人達と電話しながら帰っていたら

職質されてカバンの中身を見られた。

 

電話越しの友人は笑ってた。

 

カバンには水と飲むヨーグルトしか

入っていないから問題なし。

手ぶらで出社していたら上司に

「社会人としてカバンは持ってこい。」と

言われたので「カバン」を持っていただけだ。

 

今日は偶然、中に飲料が入っていただけ。

警察は

「カバンの中、見せて貰っても良いですか」と

言っていたが俺はそもそも

【中身をカバンで運んでいるのではなく

カバンそのものを運んでいる。】

 

忘れてはいけない大切な物は

全て"ここ"に入ってるんでね。

(頭をトントンッ)(実は無能)

 

 

電話越しで笑っていた友人は会社で

「お弁当は配布があります。

箸は自分で持参して下さい。」

と言われ、翌日箸を持って行ったら

出てきた弁当がカレーだったらしい。

罠じゃん。

 

箸持ってきてね!→はーい!→カレー!?

 

これがね、今月で1番面白かったんだよ。

 

お前らはどんな日常を過ごしてんだ?

 

 

 

僕はパソコンが絶望的に使えない男なんですが

少し前に

コントロール+Cでコピー

コントロール+Vでペーストを覚えたので

職場の仲間に

「見て見て!コピー&ペースト覚えた!

こうやってやるらしいよ!

コントロールC!コントロールV!」と

わめきながらキーボードを連打していたら

会社のパソコンのデスクトップに

同じファイルが20個くらい出来てました。 

 

 

夏目三久の幸せを願ってます。

 

では。

 

 

 

 

 

 

親しき仲には礼儀無しな話

僕の男友達は変な奴が多い。

 

幼少期から言葉のプロレスをしたり

互いをイジりあって笑っているとその関係が

染み付きすぎて容赦や加減が無くなってくる。

 

実家にいるころ、自室で寝てたらチャイムを

押さずに部屋に入ってきて「起きろ!」と

起こされて外に連れ出された。

 

お互いのタバコを勝手に吸う。

 

脳が働いてないから机によくわからない

小銭があったら何も考えずに使う。

(相手のだったらバレるからそのあと返す。)

 

車のダッシュボードに足を乗せる。

 

僕が転職を決めて

「子供に頼られる仕事がしたいんよね。」と

言った時、友達は半笑いでこう言いました。

「あ、平田は大人に頼られないから

子供に頼られようとしたんだね。無能だから」

 

キレキレ。

 

僕が名前を書いて大切に読んでた本は

「こんなもの!」と言って急に破いて

ゴミ箱に投げ入れられた。

 

YouTubeで見た護身術の技を試しで

彼に使ったらヒジを痛めたらしい。

 

車二台で走行していたら

後ろに追突されて塗装が剥げた。父と直した。

 

灰皿と間違えて相手の手にタバコを押し付けた。

 

15分くらい会話して興味津々で聞いてた

話が全て作り話だった。

絶対に言うなと念を押しても秘密はバラす。

 

寝癖ボサボサでメガネで会いに行ったら

「カマキリみたいな顔に

ウルヴァリンみたいな髪型しやがって!」

と罵倒された。

でも彼のアパートはゴミ屋敷で

彼の部屋の前にだけ長い雑草が生えてる。

 

本当にロクでもないエピソードばかりだけど

誰も本気で怒ったことはない。

 

みんながみんな相手を絶妙に嫌な気分に

させようと試行錯誤してる。

 

それが楽しい。

 

 

 

 

 

 

仕事辞めた話

とにかく金持ちになりたい。

いい車に乗りたい。

大きな家に住みたい。

好きなだけ夜遊びしたい。

 

そんな事を思って営業職に就職したが

不思議とそこそこの給料が入ると

金への執着は消えていった。

 

このペースで働けばこれくらい契約がとれて

年収はどのくらいで貯金は何歳で何万か、

見通しがつくと魅力は薄れていった。

 

 

特に明確な目標もない学生だった僕が

とりあえず掲げた「金持ち」という夢は

ないものねだりと周りへのマウンティングで

本当に手に入れたい物ではなかった。

 

インターネットの海に浸かっていると他人との比較が日常になりすぎて自分と向き合う時間は極端に少なくなる。他人がネットにあげる幸せが自分も欲しくなって本当に求めるものが何かわからなくなる。承認欲求が肥大して対外的な評価基準しか持てなくなる。そんな杞憂は前からあった。元々、見栄っ張りな性格でもある。

 

改めて考える。

 

結論としては人が好きだ。

特に子は宝だと思っている。

柄にもないが本心から。

 

 

人を育む。

綺麗事に聞こえるが素晴らしい。

 

 

小学校6年間通っていた書道の先生や

高校まで通っていた塾の先生を尊敬している。

出会えて良かった大人だ。

 

そんな風になりたい。

子供達のために何かやってみたい。

 

 

そう思えば話は単純で今の仕事を辞めて

やりたい事をやればいい。

自分のステータスから可能な範囲で。

 

仕事は辞めた。転職先は決めた。

 

今月から塾の先生になります。

 

 

 

選択が間違っていればまた修正したらいい。

職種の性質上、長く勤める予定だが。

 

 

意思決定における要素は多数あって複雑だけど

1つ1つ天秤にかければ処理していけるし

答えが出れば迷うことはない。

 

 

何をやっても取り返しはつく。今は。

 

若さは有限だ。

 

 

 

 

 

愛の仮想通貨の話

愛は時に人間を狂わせる。

 

先輩と友達5人でご飯を食べていた。

 

アイドルオタでYouTubeでオタク動画投稿をしていた

K君は可愛い彼女ができてオタクをあがった。

 

諸行無常である。

 

そこでこんな話があった。

 

恋人同士の世界というのは

得てして他人からはいびつに見えるものだ。

 

 

今はフリーだがT君にも元カノがいた。

 彼らは確か遠距離恋愛で頻繁に会うことは出来ず、

電話やラインでのやりとりが多かった。

 

そして2人の間には電波を介して

奇妙な異物がうまれていた。

 

 

 

貯めることで次会った時にエッチができる

 

『えちえちコイン』

 

である。

 

 

ネーミングセンス抜群のパワーワード

愛の仮想通貨えちえちコインである。

 

電話した後とかに「えちえちコイン1枚だね」

って言って貯めるらしい。

 

面白すぎません?

遠距離恋愛の2人が会いたい気持ちを貯めたり

日々寂しさをつのらせるのはよくある話だけど

それをこんなにハッキリと表してるの、

初めて見たよ俺。

 

しかも綺麗事言わずに愛の営みへ向かって

頑張るという姿勢が逆に好感持てるよね。

 

 

お別れした時に一緒に貯めたえちえちコインは

全部無くなったらしい。財産分与って大変だな。

 

 

そんなこんなでとても楽しい飲み会でした。

居酒屋の手羽先めっちゃ美味しかった。

 

 

 

 

 

俺はいつまでも青春の味方な話

「童貞vs処女」論争。

 

 

twitterで見た。

 

Q.[なぜ童貞は見下され処女は重宝されるか]

うんうん。

 

A.[攻め込んだことのない兵士と

攻め込まれたことのない城、どちらが強いか。]

なるほど。

 

 

ん?いやいや、おかしい。おかしいだろ。

 

童貞バカにするのはおかしい。

 

なにが攻め込んだことのない兵士、だ。

 

友達の恋愛を応援してアドバイスして

成功(性交)に導いたり、

自分に相手はいないけどナイスアシストで

周りの男女を結びつける影の功労者はどうなる。

 

歴戦の軍師、知将、稀代の天才、

諸葛亮孔明みたいな童貞はどうなるんだよ。

 

自らが槍を持ち戦う事はなけれど

風を吹かし策を練り城を陥落させてきた

諸葛亮童貞」はどうなるんだよ。

 

報いがないなんて悲しすぎんだろ。

 

確かに彼らに武力は無いかもしれない。

城を攻め込もうと武器を持ち、

「槍チン」になろうとしても敵の門兵に

倒されて終わりかもしれない。

 

でも違う。

城に攻め込んだことのない兵士だって強い。

 

てか童貞の頃の方が人生輝いてんだろ。

 

ガリガリくん食べながら河原でエロ本探そうぜ。

夏はカブトムシ捕まえに行こうぜ。

いきなり告ってフラれろよ。

車に乗ってドライブしながら経験人数語るより

自転車こいで友達の家にゲームしに行こう。

 

ただそれだけ。

 

諸葛亮童貞って言いたかっただけ。

 

 

 

 

メイド喫茶の話

「おかえりなさいませ♪ご主人様♡

当店は初めてですか?」

 

矛盾してるけど嬉しいよ。

ただいま。初めまして。

 

友人と秋葉原に来たから折角だからと

メイド喫茶に行くことになった。

まず、凄く楽しかった。

 

「このお水はニャンニャン水といって

飲みすぎると猫になっちゃうから飲み過ぎには

気をつけてくださいニャ!」

 

物騒な。そんなもの飲ますな。

と思ったのもつかの間、

 

「メニューが猫語なので読めるようになる

おまじないをかけるニャ。目を閉じて下さい!」

 

カチューシャをつけてもらう。

「なんと!猫になりました〜!」

 

ニャンニャン水の飲み過ぎを注意喚起したのに

強制的に猫にされてしまった男2人。

 

「お2人のポイントが貯まるカードをお作りしますねっお名前なんにしますか?」

 

ここはふざけよう。呼ばれたい名前にしよう。

俺「ダーリンで。」友人「王子で。」

 

「わかったニャ!

ダーリンご主人様と王子ご主人様ですね!」

 

五分後.....

 

「お兄さん達なに飲みますか?」

 

呼んでくれ。恥を忍んでダーリンにしたんだからせめて今だけでもダーリンって呼んでくれ。

 

「私たちのスートリーを説明しますニャ!」

 

ざっくり言うと独りぼっちで寂しかった野良猫が人間に助けられて愛や優しさを知り、人間に恩返しをするために喫茶店で働き始めた。

 

というもの。なるほど。

 

そして説明終わりにメイドさんが言いました。

 

「.....私たちは人間に恩返しがしたくて

ここでお給仕をさせてもらっていますニャ♪

 

ここでまず大切なお願いがあります。

猫さん達には触らないで下さい。」

 

いや、冷た。そんなに警戒せんでや。

猫、触りたいでしょ。触らんけどさ。

 

ふと視線をあげる。天井を見る。

監視カメラついてた。

俺たちは監視されていた。

 

恩返しはしたくても人間と猫の間にはどうやったって壁があるようだ。危険行動をしないか見張られてる。

 

まぁ今は君たちと同じ猫なんだけど。

 

メニューを見る。

オムライスにパフェにピンクのジュース。

可愛くてファンシーなそれらの中に

日本酒、獺祭があった。置いてるんだ.....

 

ダーリン&王子

「獺祭二合をおちょこ二つで。」

 

メイドさん「熱燗ですか?冷ですか?」

 

「熱燗で。あ!いや、猫舌なんで、ぬる燗でお願いしますにゃ。」

 

結果、獺祭三合とシャンパン1本飲んでた。

 

途中で非日常の空間に緊張して猫になりきれてない自分を感じた。世界に入り込めない自分を責めた。思いっきり猫になるのが礼儀だろ!本気出した。

 

ミュージカル「キャッツ」の猫のように。

しなやかな身体を意識し猫耳の後ろを手を丸めてかいた後、手の甲を猫みたいにペロペロして上目遣いで前を見た。

 

その時のメイドさんの顔はね。

キモい奴を見て引くただの人間だったよ。

引きつった笑顔で「私より猫。」だって。

 

どういうことだ。

俺がなんか悪い事したか?整理するぞ。

メイド猫におまじないかけられて猫にされた。

だから俺はもう猫だったんだ。

それを見たメイド猫が「私より猫。」と笑う。

 

なんだそれ。俺が正しいはずだろう。

 

と、いう感じであっという間に2時間。

 

色々喋ったが王道の世界観に常連のお客さん達の笑顔。ステージで踊ったり猫として接客してくれるメイドさんはとても輝いていて楽しかった。

 

元来アニメや漫画が好き。

個性のある人が好き。

 

猫耳を付けて一服しながら見たアキバの街は

どんな人でも受け入れる温かさがあった。

 

オタク文化。大好きだ。

主人公を生きる話

「誰しもが人生の主人公」ってよく聞く。

十人十色の生き方があって様々な背景がある。

他人と比べずに胸を張って楽しめばいい。

いい考え方だ。その通りだと思う。

 

でも、足りない。実感が足りない。

わかりやすい「主人公っぽさ」が欲しい。

 

 

朝、ボーッと食パン食べてた。

何も塗ってない、袋から出したばかりの食パン。静寂の中でふと思った。

 

「俺は主人公だ...でも、実感ないな.....

どうすればいいんだろう................」

 

 

そうだ。

 

 

廊下に出る。

そして持っていた食パンを口にくわえて

ちょっとだけ走った。

 

おぉ。感じる。主人公を実感する。

興奮してきた。呟いてみた。

 

「いっけな〜い!遅刻遅刻〜☆」

 

おおお。テンションあがる。

主人公を演出できてる。

もう少し続けてみよう。

 

再びリビングに入ったがそこはもうリビングじゃなかった。"転校初日の教室"だった。

 

黒板の前に立つ。(本当はテレビ)

「転校.....してきました。よろしく.......」

 

ゆっくり周りの視線を感じながら

自分の席まで歩く(本当はリビングの椅子)

 

あ〜緊張するな〜隣の人優しいかな。。

 

着席。そしてその時思いました。

 

 

『頭おかしくなったんか俺。』

 

 

流石に1人でこのごっこ遊びをしてるのはヤバい。

 

でも、「自分が人生の主人公だという実感を得るために"the 主人公"な行動をやってみる」という発想は悪くない。

 

お陰様で、今日も堂々と生きれています。